のぼれる灯台16 出雲日御碕灯台(いずもひのみさき)(島根県出雲市大社町)

《参観業務の休止について》

 出雲日御碕灯台につきましては、12月22日(日)まで灯台機器の整備工事のため参観を休止する旨をお伝えしていましたが、12月13日深夜に落雷被害が発生し、灯台内部の被害復旧工事が必要となりました。

 現時点で復旧工事の完了目途を明確にお伝えできず灯台参観をご計画の皆様には、大変ご迷惑をおかけしますが、ご了承いただきますようお願いいたします。

  • (令和6年12月20日発表)

世界の灯台100選にも選ばれた日本で一番背の高い石積みの歴史的灯台です。

2022年(令和4年)2月9日、国の重要文化財に指定されました。

出雲日御碕灯台と虹

日本一高い灯台

灯台内部の螺旋階段


出雲日御碕灯台(いずもひのみさき)

参観寄付金(中学生以上)300円小学生以下、障がい者(介助が必要な方は、介助者1人まで)の方はいただきません。

参観時間 3月~9月
土日等 9:00~17:00*
平 日 9:00~16:30*

10月~2月 9:00~16:30*

入場は参観終了時刻*の20分前までにお願いします。

出雲日御碕支所
Tel:0853-54-5341
位置 北緯  35度26分02秒
東経 132度37分45秒
塗色・構造 白色 塔形(石造)
灯質 複合群せん白赤互光
毎20秒間に白2せん光と赤1せん光
光度 480,000カンデラ
光達距離 21.0海里(約39km)
明弧 24度から245度まで
高さ 地上から項部まで
 44メートル  
平均水面上から灯火まで
 63メートル
地上から灯火まで
 39メートル
点灯年月日 明治36年4月1日
出雲日御碕灯台(いずもひのみさき)
出雲日御碕灯台(いずもひのみさき)
出雲日御碕灯台(いずもひのみさき)

 出雲日御碕は、出雲大社で知られる、島根県北東部にあたる島根半島のほぼ西端の岬で、 石英粗面岩から成る隆起海食台地で、日本海の荒波の洗う断崖と、黒い肌の岩礁が印象的な海岸です。 ここに立つ白い灯台は、国際航路標識協会(IALA)が提唱した、世界灯台100選の一つに選ばれた灯台 (この他我が国は、犬吠埼灯台・神子元島灯台・美保関灯台・姫埼灯台合計五基が選ばれました)で、 明治33年着工し、明治36年4月1日点灯した日本人の設計・施工による大型洋式灯台で、地盤を平らに切り、 根切りを施し、「コンクリート」基礎とし、灯塔の外壁は切石積み、内部はレンガを積み立てた二重殻構造 (この構造の一都は見学することが出来る様にしてあります。内外部咬接相持し、蛇腹石及び冠石を累積し、 その上に胴璧を据え付けており、石造積層の累積技術の優秀さにおいて到達点と評されております。 明治32年7月浜田・境の両港が開港場に指定されて、外国貿易が活発化した事に伴ない、 大型沿岸灯台設置の必要が高まったために建設されたもので、灯塔は島根県八束郡森山産の竪質の石を用い、 その高さは、基礎から頂部まで43.7メートルで建設当初から現在に至るまで、本邦最高の灯塔として高さを誇っています。 灯台の光リは、480,000カンデラ・光達距離は21海里(約39km)です。
 灯台資料展示室(第一号館)を併置しており見学においでになる多数の大人からお子さん達に勉強にもなると喜ばれております。

 

 


 

●出雲日御碕灯台リーフレット

 出雲日御碕灯台リーフレットをPDFで公開しています。画像をクリックして下さい。

 

●灯台へのアクセス

 

☆鉄道・バス等
 ・JR山陰本線出雲市駅下車
  出雲市駅~(一畑バス日御碕線)~日御碕灯台下車(約1時間)、徒歩約5分

  出雲市駅~(一畑バス日御碕線)~日御碕下車(約55分)、徒歩約15分

☆自動車
 ・山陰自動車道出雲IC~県道337号、国道431号、県道29号経由 約30分  徒歩約5 分
 ・ 山陰自動車道江津IC~国道9号、431号、県道29号経由 約1時間50分 徒歩約5分

おすすめリンク

TOP