のぼれる灯台16 御前埼灯台(おまえさき)(静岡県御前崎市)
《御前埼灯台の参観時間延長(夕暮参観)のお知らせ》
御前埼灯台では、次のとおり参観時間を延長し、夕暮参観を実施します。
静岡県最南端の岬に立つ灯台の上から、太平洋に沈む雄大な夕日を眺めてみませんか!
御前埼灯台150周年記念の最後のイベントとなります。
皆様のお越しをお待ちしております。
●令和6年12月7日(土)19時00分まで延長します。
静岡県最南端の風と光の岬にそびえるレンガ造の歴史的灯台です。
2021年(令和3年)8月2日、国の重要文化財に指定されました。
灯台から富士山を望む
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御前埼灯台のレンズ
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夕暮れの御前埼灯台
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参観寄付金(中学生以上)300円小学生以下、障がい者(介助が必要な方は、介助者1人まで)の方はいただきません。
参観時間 |
3月~10月
土日等 9:00~16:30*
平 日 9:00~16:00*
11月~2月 9:00~16:00*
入場は参観終了時刻*の15分前までにお願いします。
御前埼支所 Tel:0548-63-2550 |
位置 |
北緯 34度35分45秒
東経 138度13分33秒 |
塗色・構造 |
白色 塔型(レンガ造) |
灯質 |
単せん白光
毎10秒に1せん光 |
光度 |
560,000カンデラ |
光達距離 |
19.5海里(約36km) |
明弧 |
221度から104度まで |
高さ |
地上から灯塔の頂部まで
22メートル
平均水面上から灯火まで
54メートル
地上から灯火まで
17メートル
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点灯年月日 |
明治7年5月1日 |
駿河湾と遠州灘を二分して、太平洋に突出した岬の先端にあるのが御前埼灯台です。 黒潮と駿河湾の瀬流が、激しくぶつかり合う上に、御前岩を初め多くの暗礁が散在在しており、 昔から海の難所として、船人に恐れられていました。
寛永12年(1635年)御前埼灯台の場所に「見尾火灯明台(高さ2.8メートルで3.6メートル四方の建物で、 海上から見える三面を油障子で囲み、中央に油灯を置き、灯明番として、村人を賦役・油代と障子張紙代が、 幕府から支給)」が設置され、240年余続いたのですが、明治4年4月8日、旧幕府が建造した軍艦が、 灯明台沖合いのセイゴ根に座礁したため、明治政府は事態を重視して、高さ5メートルの台に2.6メートル・ 八角形のガラス張りの灯室のある灯明台に改良し、灯明台専任の勤番を置き、下役5名を灯明堂近くの五軒長屋に住まわせましたが、 僅かな年数で西洋式の灯台に生まれ変わりました。
明治5年に、お雇い外人英国人リチャード・ヘンリー・ブラントンの指導のもとに工事が開始され、 同7年5月1日、点灯を開始。その時のレンズはフランス製の美しい八面構成の、回転式一等レンズで我が国最初のものでしたが、 第二次世界大戦の時に、(昭和20年7月24日からの)艦載機と艦砲射撃によって、レンズや灯器が破壊され、 灯塔に無数の銃弾を浴びたため、戦災復旧工事(昭和24年3月24日)が行われ明治の面影をとどめる美しい灯台に戻っています。 灯台の光りは、560,000力ンデラで19.5海里(約36km)とどきます。
●御前埼灯台リーフレット
御前埼灯台リーフレットをPDFで公開しています。画像をクリックして下さい。
●灯台へのアクセス
☆鉄道・バス
・JR東海道本線菊川駅下車
菊川駅前~(静鉄バス菊川浜岡線)~浜岡営業所下車(約40分)~(静鉄バス御前崎市内線)~御前崎海洋センター下車(約30分)、徒歩約10分
・JR東海道本線静岡駅下車
静岡駅~(静鉄バス日本平線)~相良営業所(約1時間10分)~(静鉄バス相良御前崎線)~御前崎海洋センター下車(約25分)、徒歩約10分
☆自動車
・東名高速道路相良牧ノ原IC~国道473号、県道241号、240号経由 約30分
・東名高速道路吉田I C~国道150号、県道241号、240号経由 約40分