日本の歴史的灯台

経ケ岬灯台
経ケ岬灯台
所在地 京都府京丹後市
点灯年月日 明治31年12月25日
塗色 白色
構造 円形・石造
光り方 群閃白光
毎12秒をへだて8秒間に3閃光
光りの強さ 280,000cd
光りが届く距離 22.0海里
構造物の高さ 12.42 m
海面から
光りまでの高さ
148.0m
レンズ 第1等レンズ
水銀槽式回転機械
電源 商用電源

 灯塔は石造である。
 明治32年7月、勅令第342号をもって「浜田」と「境」の両港が開港場の指定を受け外国貿易の活発化に伴い、経ケ岬・美保関・出雲日御碕の各灯台が設けられた。
 経ケ岬という名前もかつてこのあたりは遭難船が多かったために、岬の下の洞窟で僧侶が犠牲者の霊を弔うためにお経を唱えた……という伝説から名付けられた。

 日本海沿岸に建つ第一等レンズを備えた灯台で、近畿地方における、日本海側航路の安全・発展に寄与した歴史的建造物として、令和4年12月12日、重要文化財に指定された。

 

 

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