日本の歴史的灯台
犬吠埼灯台
所在地 | 千葉県銚子市 |
---|---|
点灯年月日 | 明治7年11月15日 |
塗色 | 白色 |
構造 | 円形・レンガ造 |
光り方 | 群閃白光 毎15秒に1閃光 |
光りの強さ | 1,100,000cd |
光りが届く距離 | 19.5海里 |
構造物の高さ | 31.3m |
海面から 光りまでの高さ |
52.3m |
レンズ | 第1等レンズ 水銀槽式回転機械 |
電源 | 商用電源 |
所在地 | 千葉県銚子市 |
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点灯年月日 | 明治7年11月15日 |
塗色 | 白色 |
構造 | 円形・レンガ造 |
光り方 | 群閃白光 毎15秒に1閃光 |
光りの強さ | 1,100,000cd |
光りが届く距離 | 19.5海里 |
構造物の高さ | 31.3m |
海面から 光りまでの高さ |
52.3m |
レンズ | 第1等レンズ 水銀槽式回転機械 |
電源 | 商用電源 |
我が国を代表するレンガ造りの灯台である。
木材が千葉県鹿取郡の産、花崗岩が茨城県筑波郡北条町産、レンガは灯台寮技師中沢孝政が国産レンガの完成に腐心し、ついに香取郡高岡村高田に良質の土を発見し、土地の旧藩士に製造法を伝授し外国品に比べて遜色のない優良なレンガを得た。灯台、付属舎、宿舎には19万3千枚のレンガが使われている。
設計者はR・H・ブラントンである。
建 設当時、光源は石油灯であったが、第一等レンズで27,500燭光でまばゆいばかりの光であった。灯台の落成間近に、この巨大なレンズを見た漁民は驚きおそれ「灯台成り、大洋灯を点じ海上を照らすに至れば、これがため沿岸の魚族の棲息を絶ち、漁民は特に大いなる悲運に遭遇すべし」と灯台建設の即時中止の請願運動を展開したが、灯台点灯の翌年にカツオがまれにみる豊漁となり、杞憂であることが分かった。
昭和62年度耐震補強に合わせた保全が実施された。
北太平洋航路のための最初の灯台として,我が国の近代海上交通史上,高い価値が認められるとして、令和2年12月23日、旧霧笛舎、旧倉庫と合わせて重要文化財に指定された。
昭和初期の犬吠埼灯台