のぼれる灯台16 角島灯台(つのしま)(山口県下関市豊北町)

花崗岩の素材が活かされた造形の美しい歴史的灯台です。

2020年(令和2年)12月23日、国の重要文化財に指定されました。

角島灯台と旧官舎(灯台記念館)

角島灯台とハマユウの群生

灯台から日本海を望む


角島灯台(つのしま)

参観寄付金(中学生以上)300円小学生以下、障がい者(介助が必要な方は、介助者1人まで)の方はいただきません。

参観時間 3月~9月 9:00~17:00*
10月~2月 9:00~16:30*

入場は参観終了時刻*の20分前までにお願いします。

角島支所 Tel:083-786-0108
位置 北緯  34度21分09秒
東経 130度50分28秒
塗色・構造 白色 塔形(石造)
灯質 単せん白光 毎5秒に1せん光
光度 670,000カンデラ
光達距離 18.5海里(約34km)
明弧 352度から232度まで
高さ 地上から構造物の項部まで
 30メートル
平均水面上から灯火まで
 45メートル
地上から灯火まで
 26メートル
点灯年月日 明治9年3月1日
角島灯台(つのしま)
角島灯台(つのしま)
角島灯台(つのしま)

 角島灯台は、明治 9年 3月1日に点灯した当時の日本海側では初めての大型灯台です。
 イギリス人技師R・H・ブラントンが設計した灯台で、建設位置は,海抜わずか13mの低地であることから,当時としては数少ない高い塔となっています。

 地上30mの塔は,24mの高さまで荒磨きの花崗切石の装石積で,上部は切込みを入れた切石を装飾的に配し,柔らかい感じを出している美麗なものである。石材は山口県内の徳山産を使用しています。

 灯塔内部も花崗切石で,105段の螺旋階段が外壁と巧妙に組み合わせられて堅固な造りとなり,細部にまで行き届いた造作が施されています。

 平成7年度耐震補強にあわせた保全工事が実施された。

 灯台のレンズは、高さ2.59m、正八角形の第一等フレネルレンズで、1874年にイギリスのスティーブンソン社が設計し、フランスのバルビエ社が製造したものが、今でも現役で使われています。

 灯台周辺は県民の憩いの場として「角島灯台公園」が整備されており、特に旧退息所は旧豊北町により復元、灯台記念館として公開されています、平成12年11月の角島大橋(全長1780m)の開通により陸続きとなりました。

 

●角島灯台リーフレット

 角島灯台リーフレットをPDFで公開しています。画像をクリックして下さい。

 

●灯台へのアクセス

☆鉄道・バス等
 ・JR山陰本線特牛駅下車
  特牛駅~(ブルーライン交通バス)~灯台公園前下車(約25分)、徒歩約5分

☆自動車
 ・中国自動車道下関IC~国道191号、県道275号、276号経由 約1時間20分
 ・中国自動車道美祢IC~国道435号、県道275号、276号経由 約1時間10分

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